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迷作物語SS「おやゆび姫」

※19日(土)~20日(月)まで、夜崎とLは絶賛高飛び中です。
※その間の記事は自動更新になっております。迷作劇場SS(ショートショート)をお楽しみ下さい。
※コメント&拍手ありがとうございます!戻りましたらレスさせて頂きますね♪




『おやゆび姫』


あるところに、人間の親指ほどの、とてもとても小さなお姫様がいました。
お姫様は人間と変わらない姿をしていましたが、何せとても小さかったので、いつもチョウチョやスズメやカナブンなどの小さな生き物たちに囲まれて暮らしていました。
ところがある日、お姫様の大変可愛らしい様を噂に聞いたカエルが、お姫様をお嫁さんにしようと攫ってしまったのです。

カエル王子「グェッグェッグェッ…何とも可愛らしいお姫様だのぅ~。わちの妃になれば、一生幸せにしてやるからのぅ。さぁ、安心してわちの胸に飛び込んで……」

IMG_000322.jpg

カエル王子「ぐえっ

おやゆびえる「人のこと攫ってきて、何を勝手にまくし立てているんです…私はカエルの妃になんてなりませんよ」

カエル王子「ああ~!もっと強く踏んでくれぇ~!裸足の感触がたまらん…」

おやゆびえる「降ります。で、私の主張は聞いてもらえてるんでしょうね?」

カエル王子「ううっ…何故じゃあ~!わちと結婚すれば、きっと毎日楽しいぞ?!わちは面白い顔も得意だし、ジョークも好きだし、何より君を愛してる!女の子は、自分が好きな相手より自分を好きな相手と結婚した方が幸せに…」

おやゆびえる「…あなたのお気持ちは嬉しいです…が、私は結婚する気なんてさらさらありませんので、帰していただけませんか」

カエル王子「そ、そうか……そ、そんなに言うんなら諦めるしかないかのぅ……ああ、わちの妃にもしなってくれたら、毎日甘いお菓子が食べ放題なのに…」

おやゆびえる「そのお話、もっと詳しく」



カエル王子は、期待を込めて一生懸命詳しく話しましたが、結局お姫様と結婚することはなく…お姫様が欲しい時に甘い物を差し出すだけの、都合のいいカエルに成り果てたのでした。
めでたしめでたし。

| イラスト | 19:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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