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言葉にならない想いを…ワタリ編

去年の今日も、「L日々」ではやらせてもらいましたよ、お祝いを!

HAPPY BIRTHDAY to Quillsh!!

というわけで、今年も盛大(?)にお祝いしたいと思います~♪
恒例の、たんじょび妄想文をお届けです。大好きな大好きなワタリへ…受け取ってこの想い

いやも~、ど~しよ~もなく、夜崎はワタLが好きですよ、ホント。
とワタリの話なら、どんな誕生日を過ごしたのか、一年ごとに妄想していけそうです。
可愛いなぁ、可愛い誕生日過ごしてるな、この~~~!!!(そう叫ばれましても頭の中は見えませんから)
では、そんな幸せな頭の中の一部を、続きを読むところに隠しておきます。
ワタL大好きな方は、どうぞどうぞ♪


こ、こんなLどうですか…。



朝、ワタリは起床と共に愛用のパソコン立ち上げる。
一通り、起きぬけでもよく働く頭でメールをチェックすると、ベッドを立ち上がり、身支度を整えながら今日一日の段取りを頭の中で組み立てていくのだ。
顔を洗い、髪と髭を整え、着替える段になると、ワタリの予定表は頭の中にすっかり出来上がる。
ホテルに備え付けの姿見の前でタイを結びながら、ワタリは仕上げに脳内の予定表に今日の日付を書き入れた。
五月一日。
ワタリの誕生日である。


キラの第一容疑者である夜神月が捜査本部に出入りするようになってからは、ワタリは常に本部内に立ち入らず、別室にてLのサポートをする方針を取っている。いわゆる別行動は、ずっとLとふたりきりで『世界のL』をやってきたワタリにとって、特筆すべき事態でもなかった。もっと、数ヶ月間もの間遠く離れていたことだってある。その離れていた期間に、五月一日が訪れたことも。
だから、会えないことは問題ではない。

(まぁ、大げさではある…)

ワタリは、朝一番でLに提出する書類を揃えながら、そう思っていた。
本部に出入りしない、とは言っても、その気になれば同じホテル内にいるワタリのこの部屋にLは訪れることができるだろう。逆も然りだ。要するに、夜神月と接触しなければいいのだから、機会はいくらでもある。
しかし、ここで問題になるのがLの「その気」である。
そして、今年はそれが一番の難関かもしれないなぁと、ワタリは密かにため息をつくのだった。
しばらくすると、目を覚ましたLがパソコンを通して呼び出してきた。
Lの朝一番の声と注文を聞いて、ワタリは色々と察しながら手配を済ませる。今朝は…これといって、含みを持たせるような台詞も注文もなかった。声も至って抑揚なし。いつも通りの、何もかもを見透かす無表情が目の前にあるかのような、無表情な声であった。事件の動きが動きなだけに、変わりがないのは喜ばしいことかもしれないが。

(これは、今年は期待できないのかもしれないなぁ)

通信を切って、必要なものを携えて部屋を出ていくワタリは、それほどがっかりはしていない。
けれど彼の胸は、まるでゴワゴワとしたセーターでも着せられたかのように、どうにも落ち着かない心地になっていた。


幼い頃にワタリに引き取られてから、Lの家族はずっとワタリひとりきりだった。
ワタリも、ある時からLを引き取るまでひとりきりだったので、ふたりの出会いは新しい「家族」を作る出会いでもあった。
郊外の広い家に、老人と子供が一人ずつ、互いに深く干渉し合わない日々を過ごしていた。
そんな日々が変わったのは、子供の誕生日がきっかけだった。
L自身でさえ知らなかった誕生日をワタリが祝ってやると、Lは今までに見せたことがないくらい、子供らしい笑顔を見せて喜んだ。それからというもの、新しく「家族」になったふたりは、互いの誕生日を必ず祝い合うようになったのだ。
雨の日も、嵐の日も、熱がある日も、旅先でも。
どんなに互いが離れていても、どんなに互いが忙しくても。
ワタリはいつだって、Lに大きなバースデーケーキを用意した。そしてLは、ワタリが思いもよらない突飛な方法で、いつだってワタリにサプライズなプレゼントをくれたのだった。
ある時は、慣れない手つきで初めて紅茶を淹れてくれた。
またある時は、ワタリの好きな薔薇の花で寝室を埋め尽くしてくれた。
そしてまたある時は、寝ている間に海辺のリゾートホテルへと連れて行かれた。

(う~ん、あの時、心臓が止まりそうになったのは、よぉく覚えてるよ、エル…)

それにしても、とんでもない趣味であると、ワタリはやや苦笑を隠せない。しかし、どれもこれもワタリにとっては、どんな価値ある物にも代え難い大切な思い出なのだった。
Lは、『L』となってからも、どんなに事件が忙しい時でも必ずワタリへの誕生日プレゼントを用意していた。しかし、今は前代未聞の「Lへの脅迫」が世に出回っている時期である。得体の知れない力で命を狙われているというのに、誕生日の贈り物などに気が回るはずがない。いや、そんなことは考えないでほしいとさえ、Lの右腕でもあるワタリは切に願っている。

(けれど…今まであったものが急になくなる寂しさとは、また別問題だな)

Lのいるスイートルームのドアの前で、ワタリはしばし待って気持ちを落ち着けた。まだ一日は始まったばかりだが、心の準備をしておくに越したことはない。それに、統計で見ると、Lが誕生日当日より後に贈り物をしたことは一度だってない。つまり、今日がなければ以降はないという確率は高い。
さらに、心の準備を悟られてはいけない。Lは何かしら気にしているかもしれないが、こちらからは何一つその話題に触れてはならない。Lの負担は極力避けるべし、それがワタリのモットーだった。

(さてさて、今日も一日が始まりますよ)

ドアをノックすると、Lが入れと言う。その時には、ワタリの頭から誕生日のことは綺麗サッパリ消え失せていた。変わりに、五月一日の予定表が立ち上がる。

「おはようございます、L。今朝は何を召し上がりますか?」

Lが、ソファーの上で振り返ってこちらを見る。その顔を見ただけで、ワタリの胸には今日も無償の愛が込み上げるのだった。


「それじゃあ、僕はこれで…。お疲れ様でした」

五月一日午後九時十分前、捜査に参加していた夜神月が父親の総一郎と共に本部を後にした。残りの捜査員も、残業が片付き次第帰宅する気配である。
そんな空気の中、ひとりだけ「まだ終われない」という顔をしている男がいる。
あくびをしながら書類を整理している松田の後ろで、Lは指定席のソファーに座りながら、しきりに時計を気にしていた。
あと八分…七分…六分…。

「松田さん」

「ふぁ~い…?っとと!な、なんでしょうか竜崎?」

「あくびしてる場合じゃありません、それが終わらないと帰れませんよ。眠気覚ましに、コーヒーでも淹れてきて下さい」

「うぅ…、コーヒー飲めってならわかりますけど、淹れてこいって単に竜崎が飲みたいだけじゃ…」

ブツクサと文句を言いながらも、松田は席を立って給湯コーナーへと向かっていった。
その隙をついて、Lはワタリをパソコンで呼び出す…。
あと五分。

『竜崎、どうしました?』

「ワタリ、九時ちょうどになったら窓の外を見てくれ。東の窓だ」

『東の窓、ですか?』

「部屋の明かりは消しておけよ」

それだけ言うと、Lは通信を切ってしまった。残されたのは、自室でパソコンに向かいながら、わけがわからないといったふうなワタリだけである。
謎の通信以外、Lからの指示はないので、ワタリは言われたとおりに部屋の明かりを消し、カーテンを開けて東側の窓から外を見た。夜の東京の街が、霞んでしまった星空の下に煌々と広がっている。しばらくそれを眺めていたワタリは、ふと、一番目立つ場所に真っ暗なビルが建っているのに気付いた。
大きなビルの割りに、どの窓にも明かりがついていなかった。

(あと十秒…九秒………三、二、一!)

すると、突然その大きなビルの窓と窓に明かりが点った。
いや、よく見るとそれは…なんと、明かりの点いた窓で文字が形作られている!
横長の長方形の、腹の部分をこっちに向けているそのビルのメッセージは、ワタリの目によく見えた。

HAPPY BIRTHDAY to W

「……!!!」

ワタリは、眼鏡の奥の目を飛び出さんばかりに見開いて、窓に張り付いてまじまじとそのメッセージを読んだ。

『W 誕生日おめでとう』

(まさか、まさかLが、こんなことを。私のために。Lが)

日本に来て間もないというのに。いつの間に、こんな注文したんだろう?そもそも、一体こんな情報いつの間に仕入れていたんだろう?ワタリの頭に、様々などうでもいいことが過ぎっては消えた。
しかし、微動だにせずに窓に張り付きながらも、ワタリの胸には言い知れぬ感動が去来していた。
それは、遥か昔に、最初の「家族」からプレゼントをもらった時の、体の底から湧きあがるような喜びに似ていた。
気が付くと、五分も窓に張り付いていた。Lから連絡はない。けれど、Lはきっと満足げに笑っているだろう。今まで、ワタリがサプライズプレゼントに驚くたびに見せてくれた、家族にしか見せない心の底からの笑顔を浮かべて…。

「まったく、こんな年寄りを何度も泣かせて…お前という子は…!」

メッセージは、ワタリの視界の中でぼんやりと滲んで、やがて消えた。


おわり。

| 妄想文・SS | 23:55 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

こんにちは!お久しぶりです!
一日過ぎてしまいましたが、ワタリ、お誕生日おめでとうございます!!
Lとワタリ…やっぱりいいですねー(><*)大好きですっ!ビル文字とは…さすがLですww
L…今年も心をこめてお祝いしたでしょうか…?Lのことだからきっと、どんな世界に行っても、(例えそれが無の世界でも…)ワタリのお誕生日は絶対にお祝いするのだと思います。そんな、抜かりないLが大好きです!
Lとワタリの素敵なお話を、ありがとうございました!!心がぽかぽかになりました!

| shion | 2008/05/02 02:23 | URL |

はじめまして!真紅といいます!!

ワタリのハピバ記事があったんでついコメしちゃいましたww

私もワタリ大好きですwww
つーかワイミーズみんな好きです。(もちろんLはブッチギリで大好きですww

| 真紅 | 2008/05/02 07:51 | URL | ≫ EDIT

>>shionさんへ
こんばんは~♪コメントありがとうございます!
ワタリの誕生日だったんですよ~。彼はLの大切な人ですから、感謝の気持ちを込めて毎年祝ってます♪
Lとワタリは最高のパートナーですよ!彼らが出会えて本当によかった…。

うぅ…shionさん、いいことおっしゃいますね~!!v-406私、無の世界は悪いところじゃないと思うんですよ。月には絶望的なところでしょうけど…、Lにいは今までと変わらないような暮らしができそうだと思うんですよね。ワタリとLは、どこにいたって変わらずに幸せだと思います!
Lの贈り物って、すごく相手のことを考えてるんだろうな~。貰ってみたいなぁ☆

| 夜崎 | 2008/05/02 23:05 | URL | ≫ EDIT

>>真紅さんへ
真紅さん、はじめまして。ようこそようこそ~♪
ワタリのたんじょびにコメント、ありがとうございます!

Lにまつわるものは、大事ですよね。特に、ワイミーズはLの人となりを考える材料にもなりますし。もっといっぱい子供が出てくればいいのにと思います。

| 夜崎 | 2008/05/02 23:12 | URL | ≫ EDIT

☆拍手のお返事です☆
>>marieちゃんへ
L「…泣きながら、すごいことを言われてしまいました…」

mariちゃんたら~、Lがビックリしてるわよぅ?でも私も、Lは天然でそうだと思うなww
「この景色をあなたに見せたかったんです」なんて、普通に言いそうだ~!そして似合う!


>>若子さんへ
ありがとうございます、ありがとうございます!!ワタリに泣いてもらいました。妄想したら私もウルッときてしまったので…(どんだけ)
Lはワタリのことを一番愛してますよねっ☆たとえ、誰と付き合おうとも(!)一番大切なのはワタリ…だといいな~。ワタリの一番はLだけどね!


>>一人のL&夜崎さん信者さんへ
わ~い!今回もありがとうございます~!v-398e-420
ホロっときちゃいましたね~?私の胸でお泣きなさい…!(しないから)

私もそう思いますよ!例えばLの誕生日がきたなら、ワタリはこっそり、おやつにLの一番好きなケーキを出してくれるんですよ~♪他の人は、Lがケーキに喜んでるとしか思わないんですよね。
Lにとって、ワタリの誕生日は、普段の感謝の気持ちを伝えるいい機会にもなるんじゃないかと思います。でもって、人を驚かせるのが大好きなLは、かなり真剣に贈り物を考えたりするんです~☆

あはは、そうですよね~♪でも、なんて幸せな光景なんでしょうねぇ…。自分で書いててホンワカしてしまいましたよv-410
今度はLの前で泣かせてみるのもいいかもなぁ…。
こちらこそ、いつも感想ありがとうございます!

| 夜崎 | 2008/05/02 23:56 | URL | ≫ EDIT

☆拍手のお返事です☆
>>みかさんへ
みかさん!みかさん大丈夫ですかッ?!目から水分がいっぱい出てますよ~!!
ふえええん、ありがとうございます~!!(泣いてばっかりの人たち)
ワタリとLが大好きです~~~!!!

| 夜崎 | 2008/05/04 14:02 | URL | ≫ EDIT















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