PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

迷作劇場 えるずきん 第2話

現在、管理人は逃避行のため留守にしてます。
帰ってきたら真面目に考察します(汗)こんなんでも楽しんで頂けたら幸いです。

ちょっとBLちっくな表現があります…。

留守中、レスが出来なくなりますので、今日の記事はコメント・トラックバックはできなくなります。ご了承下さいますようお願いします。迷作物語に感想下さるお優しい方は、最終日にお願いします!

では、つづきをどうぞ。


迷作劇場「えるずきん



えるずきん「ふぅ、ようやく辿り着きました。ロジャーの家なんて一度しか行ったことないから、さんざん迷いました…。う~ん、おやつも底を尽いてしまいましたし、帰りはどうするか…」

まぁ、ロジャーのとこから巻き上げればいいですね。
そう言うと、えるずきんはさっそくおかしな手つきでドアをノックしました。

ロジャー?「ああ、えるずきんかい?ワタリから聞いてるよ。お入り」

それを聞いて口元だけでニヤリと笑うと、えるずきんはいそいそと家の中に入っていきました。
小さな部屋では、ロジャーがお気に入りのナイトキャップを被って、ベッドで横になっていました。えるずきんに背を向けています。えるずきんは、持っていたバスケットを抱えなおすと、踵をはき潰したスニーカーを引き摺ってロジャーに近づきました。

えるずきん「ロジャー、具合はどうですか?」
ロジャー?「ああ、大分よくなったよ。えるずきんが来てくれたから、元気になったよ」
えるずきん「そうですか、それはよかった。では、元気なお顔を見せて頂けませんか?」
ロジャー?「すまないねぇ、今は腰が痛くて、寝返りが打てないんだよ」
えるずきん「そうですか…」

IMG_000058.jpg


えるずきん「ところでロジャー、何だか随分声が若返りましたね?どうしたんですか?」
ロジャー?「ああ、きっと元気になったからだよ。君が来てくれたから、興奮しているのかもしれないね」
えるずきん「興奮ですか…、ところで、そのナイトキャップですが………、あなたそんなものいつも被ってましたっけ?」
ロジャー?「ああ、被っていたよ。確かに被ってた…、僕が、ここへきて彼を襲うまではね!」

ばばっ!と、掛け布団とナイトキャップが中に放り投げられると、なんとそこで寝ていたのはロジャーではなくオオカミのキラでした!
ベッドの上で仁王立ちになるキラを、えるずきんは目を見開いて見上げました。

キラ「驚いたか?えるずきん…、そう、僕がキラだ。初めまして。お前がここへ来ると思って先回りしていたんだよ」
えるずきん「お前がキラ………!ロジャーはどうしました?!」
キラ「ああ、あいつなら向こうの部屋でおねんねしてるよ。老人をいたぶるのは僕の美意識に反するからね」
えるずきん「…は…、悪逆非道で鳴らしたあなたが、甘いことを言うんですね」
キラ「何とでも言えよ」

キラはベッドから降りると、ゆっくりとえるずきんに近づきました。えるずきんもじりじりと後退りますが、所詮は小さな家、すぐに壁際へと追い詰められてしまいました。バスケットを抱えたまま、えるずきんはそれでもキラを睨みつけていました。

キラ「ははは、そんなに睨むなよ。せっかく、世紀のキラと凄腕の探偵が邂逅してるんだ。もっとこの素晴らしい巡り会いを楽しもうよ」
えるずきん「私をどうする気ですか」
キラ「そうだなぁ…、セオリー通りなら、お前はここで僕に食われてしまうんだよ。文字通り、頭のてっぺんから足の先までね…」

キラの目が凶暴な光を宿してギラリと光りました。その視線が、えるずきんの体の上を舐るように降りていきます。惨忍な性格で、ひとをころすのも何とも思わないオオカミ…、えるずきん、絶体絶命の大ピンチ!!!

えるずきん「わかりました…。抵抗しても無駄でしょう。でも、せめてシャワーだけでも浴びさせて下さい。汗臭いまま食べられるのは嫌です…」

えるずきんが目に涙を溜めて俯くと、キラは満足げに笑って少し離れました。

キラ「いいよ。僕だってその方が有り難いしね。じゃあ、そこのバスルームで…」

えるずきんは、バスケットを抱えたままバスルームへのドアを開けようと、取っ手を握りました。すると、後ろからキラの手が伸びて、えるずきんの手を上から押さえました。ギクリとする、えるずきん。

IMG_000059.jpg


キラ「風呂の窓も開かないようにしてある…、逃げようなんて思うなよ?」
えるずきん「私だって覚悟を決めてますよ」

冷たく言い放つと、えるずきんはさっさとドアを開けてバスルームへと姿を消しました…。


つづく!!
(ていうか、どんだけ書いてんだ!)


| 妄想文・SS | 19:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。